タッチセラピーコラム Vol. 2|施術の同意を得る重要性

赤ちゃんにマッサージの同意を得るプロセス

赤ちゃんや子どもへのマッサージは、いつも施術の許可を得ることから始まります。これは、相手を人間として尊重する気持ちの表れです。たとえ幼い赤ちゃんの多くが声に出してはっきりと「はい」や「いいえ」と答えられなくても、同意を得ることで子どもの気持ちに対してさらに敏感になれます。そして、この交流によって赤ちゃんがマッサージを受ける準備が整っているかどうかを認識するのに役立つでしょう。

マッサージを始める前に自分がリラックスし、手を温めます。手を温めている最中に目を合わせて、大きな声で「マッサージをしてもいい? 」と尋ねましょう。そして少し時間をおいてから赤ちゃんを注意深く観察し始めて、マッサージを始めてもよいことを示す共感の合図を出しているかを確認します。

同意を示す一般的な合図を出しているときの赤ちゃんの状態は、

❤︎ じっと座るか寝そべっており、身体の動かし方がなめらかでリラックスしています。
❤︎ 晴れやかで楽しそうな表情でおしゃべりをしています。
❤︎ 目を合わせると心地よさそうで、楽しげにやりとりをします。

マッサージをするときだけでなくほかにも楽しいことを一緒に行うときに 、 これと同じ合図が保護者の役に立ちます。この合図で、相手が刺激を受けたりやりとりをしたりする準備ができているのかを把握 できます。適切なやりとりを赤ちゃんのペースで行うために、はぐくみ、気遣い尊重します。そうすれば、子どもの健全な成長と発達の向上につながります。

同意を得ることがなぜ大切なのか

子どもにマッサージをするときにも必ず、シンプルな「同意を得るプロセス」を得ます。こうした習慣を併用すると、子どもを尊重する気持ちを強めるのに役立 つだけでなく、肯定的な意味で境界を設定するのにも役立ちます。そうすれば、子どもは自分自身の身体を認識する ようになります。

マッサージを始める前に同意を得る理由はたくさんありますが、まず「これから何かが起こることを、子どもに知らせる」ことが挙げられ ます。

当然触れてもよいのだと思い込むのではなくて、確認によって触れられることを受け入れる、あるいは受け入れないという子どもの選択を尊重する気持ちを表します。尊重する気持ちを表すだけでなく、マッサージをする前に子どもに対して力強い合図を送ると、子どもはやがてそのやりとりを理解するでしょう。

時間が経つと、この同意を得る合図がマッサージ の時間だということを子どもが理解し始めます。そし て、マッサージの準備ができたという合図を行うと、 反応してくれるようになります。

この特別な合図をマッサージのときだけに使うようにして、このあとに何が起こるか分かるようにします。このようにはっきりとした同意を得るプロセスによって意図を伝えます。そして、赤ちゃんや子どもが自分の気持ちを量り、マッサージをしてもよいかという問いに答えるための時間を与えます。

また、同意を得るというシンプルなプロセスは健全 なふれあいを促進し、適切な境界を設定するのに役立ちます。

発達を遂げる時期に触れることへの同意を求め始 めると、適切なふれあいの概念が強化されます。適切なふれあいなのか、それとも肯定的だとは思えないふれあいなのかを比較できるためです。この行動により、赤ちゃんが成長して幼児になったときに、ふ れあいについて健全で強固な境界が築かれていることでしょう。健全なふれあいと有害だと考えられるふ れあいの違いが分かるようになるだけでなく、自信を持ってマッサージを求めてもよい場合が分かるように もなるはずです。

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