タッチセラピーコラム:Vol. 28|子どものためのマッサージ⑤ 頭痛に効くマッサージ

 



頭痛も子どもにはよくある症状です。
頭痛があって心配なときには、医療機関に行くことをお勧めします。

 

4歳以下の子供が頭痛や偏頭痛を訴えることは少ないのですが、年齢が高くなるにつれて増えるようです。
友達、家族、勉強に関するプレッシャーを強く感じている子どもも多く、それらが頭痛の原因となっていることもあります。

♣ 頭痛のためのマッサージの利点
・リラックスする。
・ストレスを軽くする。
・筋肉の緊張をほぐす。
・エンドルフィン(体からでる自然な痛み止め)の分泌を促す。

♣ ワンポイントと応用

「タッチをしない部位」を尊重し、全身にマッサージをしましょう。
背中の丈夫、肩、首、頭(頭皮)には特に注意をしてマッサージしましょう。

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クロスのマッサージ(基本編を参照)のストロークを背中にしましょう。

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両肩に優しく手を置き、肩をつつみこむように揉みましょう。










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親指と人差し指の間の水かきのような部分にある「頭痛のツボ」を優しくマッサージしましょう。

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まゆげの端(眉間の近く)・真ん中・反対側の端(こめかみ近く)のツボをやさしく押します。

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頭の付け根のあたり
を優しく包みましょう。











小さい子どもが「頭が痛い」と言うととても心配になりますが、ストレスや疲れなどが原因の場合は、マッサージをしてあげることで体も心も緩み、「なおった♡」と笑顔になることも多いです。

子どもの様子をしっかりと観察して、適切な対処を施してあげましょう。

 

 

 

 

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▼タッチセラピーコラム|バックナンバー▼

第1回:子どもの睡眠とタッチセラピー
第2回:施術の同意を得る重要性
第3回:タッチの役割〜絆と愛着〜
第4回:子ども向けマッサージ・タッチを親に指導するメリット
第5回:ベビーマッサージvs小児マッサージ:何が違うの? 
第6回:子どもたちの感覚統合とタッチについて
第7回:小児タッチセラピストってどんな仕事?
第8回:ティナ先生新書「赤ちゃんのためのマッサージ」
第9回:【小児タッチセラピー】特別な診断を受けた子たちへの利点
第10回:災害時に対応する子どもへのタッチ
第11回:【Q&A】ダウン症・痛覚鈍麻・自傷行為のあるお子さんへのタッチセラピー
第12回:ベビーマッサージに関するQ&A 
第13回:医療施設でのタッチによる刺激
第14回:小児タッチセラピーにおける【5つのP】
第15回:【A Work of Heart.】に込められた、ティナ先生の想い
第16回:Don’t Quit Your Daydream!
第17回:医療現場でのタッチセラピー
第18回:「正中線を越える動き」とは?発達にどう関わる?
第19回:正中線を越える動きを促す、具体的な活動例
第20回:みんなで繋がろう!【リドルキッズ♡元気会】
第21回:子どものためのマッサージ① 基本編
第22回:子どものためのマッサージ② 成長痛への対応
第23回:環境で変わる、子どもにとっての「タッチ」
第24回:ティナ先生の日本での12年
第25回:小児病院での活動
第26回:子どものためのマッサージ③ 便秘への対応
第27回:子どものためのマッサージ④ 鼻詰まり・咳・痰のためのマッサージ


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