タッチセラピーコラム:Vol. 23|【環境で変わる、子どもにとっての「タッチ」】

私たち大人は、肌と肌が触れあったときに「タッチをされた」と感じます。
そして、人それぞれ気持ちの良いタッチ、悪いタッチなど、タッチに対する感じ方が異なります。

子どもも大人と同じように、様々な触られ方に対して、そのタッチに対する感情や考えをもちます。

例えば、病院で様々な医療ケアを受けている子どもたちは、健康な子どもたちとは全く対照的なタッチを経験していることでしょう。
特に治療中の子どもたちは、検査や処置などを通して、日頃から不快であったり、痛かったりするタッチを受けているかもしれません。そうした子どもたちは、【気持ちの良いタッチ】という印象を受ける機会が非常に少なくなってしまっています。

一方で、医療ケアの必要な子どもたちに触れることは症状を悪化させてしまうと思われていたのが、研究により、場合によっては安全な方法でタッチセラピーを施術することで、症状が軽減されることがあることがわかるようになりました。


セラピストが目の前にいる子どもを尊重し、
その子が今までどのような治療を受けてきたか、また、現在どのような治療を受けているかを把握すること。
子どもたちが不快だと思う部位に対して、細心の注意をはらうこと。
「どうしてほしいか」という要望に合わせて、タッチを変えていくこと。

それを忘れなければ、医療ケアを必要とする子ども達の心だけでなく症状をも、軽くしてあげることが可能になるのです。

【小児タッチセラピー講座】では、ティナ先生と共に様々なマッサージテクニック(実践的な技能)を学習し、子ども達と同じ目線で向き合い、ひとり一人の個性や育った環境の違いに柔軟に対応していく知識や、思いやりのある配慮の仕方、子ども達との交流を深めるユニークなコミュニケーション方法、マッサージ中に子ども達を励ます方法などについても学びます。
 
また、医療福祉施設で子ども達にマッサージを行う際に必要な、医療福祉従事者との線引き、安全面のガイドライン、感染予防、患者さんのプライバシーへの考慮については、重要事項として学びます。


長年、医療現場でタッチセラピーの利点や手法をお伝えしているティナ先生から直接ご指導いただくことができるのは、年に一度の機会だったのが、今回のオンライン開催により国内のどこにいても、ご自宅で受講することが可能になりました!

ぜひこの貴重な機会に、医療現場でも認められているタッチセラピーを学びませんか?


● 10月17日(日)21:00〜 リドルキッズ♡元気会

【小児タッチセラピー指導者養成講座】についてのQ&Aや、受講後に活動についてのお話もあります♪


 

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(注意:こちらは指導者養成講座ではなく、セラピスト認定は受けられません)
第1弾:小児タッチセラピー →詳細をみる

第2弾:乳幼児タッチセラピー →詳細をみる
第3弾:医療現場でのタッチセラピー →詳細をみる
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
▼タッチセラピーコラム|バックナンバー▼

第1回:子どもの睡眠とタッチセラピー
第2回:施術の同意を得る重要性
第3回:タッチの役割〜絆と愛着〜
第4回:子ども向けマッサージ・タッチを親に指導するメリット
第5回:ベビーマッサージvs小児マッサージ:何が違うの? 
第6回:子どもたちの感覚統合とタッチについて
第7回:小児タッチセラピストってどんな仕事?
第8回:ティナ先生新書「赤ちゃんのためのマッサージ」
第9回:【小児タッチセラピー】特別な診断を受けた子たちへの利点
第10回:災害時に対応する子どもへのタッチ
第11回:【Q&A】ダウン症・痛覚鈍麻・自傷行為のあるお子さんへのタッチセラピー
第12回:ベビーマッサージに関するQ&A 
第13回:医療施設でのタッチによる刺激
第14回:小児タッチセラピーにおける【5つのP】
第15回:【A Work of Heart.】に込められた、ティナ先生の想い
第16回:Don’t Quit Your Daydream!
第17回:医療現場でのタッチセラピー
第18回:「正中線を越える動き」とは?発達にどう関わる?
第19回:正中線を越える動きを促す、具体的な活動例
第20回:みんなで繋がろう!【リドルキッズ♡元気会】
第21回:子どものためのマッサージ① 基本編
第22回:子どものためのマッサージ② 成長痛への対応