タッチセラピーコラム:Vol. 31|「小児マッサージは子どもたちの攻撃性を低下させる」

 

子どもたち、両親、そして教育者たちは、子どもたちが安心して、傷つくことなく、仲間同士で思いやりを築くための答えを常に探し求めています。

人それぞれのタッチや触れあいの経験は、家族や文化がどうタッチについて受け止めているか、長年に渡り築き上げてきた信念、そして仲間との経験、などを含む環境によって影響を受けています。
そのため、すべての子どもたちが、健全で、愛情のこもったポジティブなタッチを一生通して受けることは必須なことと言えるのです。

また、子どもたちが受けるタッチの種類に応じて、彼らの脳にも直接的な影響が与えられます。
生まれてから5~7歳まで時期は、脳の発達が著しい時期なため、健全なタッチを教えることはもっとも重要な時期といえます。
この時期の子どもたちは感覚刺激に非常に敏感です。

マッサージやタッチセラピーの調査研究によれば、健全なタッチはコルチゾールのレベルを下げ、セロトニンを増やし、結果として暴力や攻撃的行動を抑える効果があるといわれています。

私たちは、安全で健全なタッチを取り入れることで、子どもたちの将来に大きな効果をもたらすと信じています。
その結果子どもたちは、面倒を見てもらっている、愛されていると感じ、良い意味で彼らの将来に影響を与える適切な選択をできる力を与えられていると感じられるようになるのです。

by ティナ・アレン


ティナ先生から紹介された、スウェーデンの”Acta Pediatrica”という論文誌に『小児マッサージは子どもたちの攻撃性を低下させる:長期的な研究』という内容がありますので、要約を載せますね。
 
 「未就学児の子どもで、問題行動などを起こしていたグループの子どもたちに、日常的にタッチをほどこしたところ、3ヵ月後には攻撃性が低下するという結果が見られました。6ヵ月後には、特に頻繁にマッサージを受けた子どもにおいて更なる改善がありました。保護者たちからは、子どもが社会的にも以前よりなじみ、家庭の中でも問題行動が減ったという声があがりました。12ヶ月をとおして、子どもたちに大きな変化がみられたので、毎日5~10分程のタッチをおこなうのは問題行動や攻撃性を弱めていく効果のあることがわかりました」
 
これは、キッズインコンタクト指導者養成講座でも取り上げられる内容です。こうした調査結果があると、タッチの意味をよりよく理解することができますね。これからもこうした論文を時々紹介していきたいと思います。
 
キッズインコンタクト写真2
 
 
 
 
 
 
これは、論文誌”Acta Pediatrica”からの抜粋ですので、記事の全文(英語)が見たい方は下記をご覧くださいね。
MassageDecreasesAggression_APA_Research


 

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▼タッチセラピーコラム|バックナンバー▼

第1回:子どもの睡眠とタッチセラピー
第2回:施術の同意を得る重要性
第3回:タッチの役割〜絆と愛着〜
第4回:子ども向けマッサージ・タッチを親に指導するメリット
第5回:ベビーマッサージvs小児マッサージ:何が違うの? 
第6回:子どもたちの感覚統合とタッチについて
第7回:小児タッチセラピストってどんな仕事?
第8回:ティナ先生新書「赤ちゃんのためのマッサージ」
第9回:【小児タッチセラピー】特別な診断を受けた子たちへの利点
第10回:災害時に対応する子どもへのタッチ
第11回:【Q&A】ダウン症・痛覚鈍麻・自傷行為のあるお子さんへのタッチセラピー
第12回:ベビーマッサージに関するQ&A 
第13回:医療施設でのタッチによる刺激
第14回:小児タッチセラピーにおける【5つのP】
第15回:【A Work of Heart.】に込められた、ティナ先生の想い
第16回:Don’t Quit Your Daydream!
第17回:医療現場でのタッチセラピー
第18回:「正中線を越える動き」とは?発達にどう関わる?
第19回:正中線を越える動きを促す、具体的な活動例
第20回:みんなで繋がろう!【リドルキッズ♡元気会】
第21回:子どものためのマッサージ① 基本編
第22回:子どものためのマッサージ② 成長痛への対応
第23回:環境で変わる、子どもにとっての「タッチ」
第24回:ティナ先生の日本での12年
第25回:小児病院での活動
第26回:子どものためのマッサージ③ 便秘への対応
第27回:子どものためのマッサージ④ 鼻詰まり・咳・痰のためのマッサージ
第28回:子どものためのマッサージ⑤ 頭痛に効くマッサージ
第29回:子どものためのマッサージ⑥子どもが抱えるストレスや緊張のためのマッサージ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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