タッチセラピーコラム:Vol. 35|「自閉症の子へのタッチ:具体的な改善例(2)」
前回の記事に引き続き、先月のオンライン交流会【リドルキッズ♡元気会】にて、自閉症タッチセラピー指導者養成講座の卒業生である大堀樹里さんがお子さんへのタッチを通して実際に体験された改善例について、樹里さんの許可を経てご紹介させていただきます。
★改善例その1の記事はこちらから
樹里さんはティナ先生の自閉症タッチセラピー指導者養成講座を受け、自身のお子さんを通してタッチの持つパワー、そしてその効果を実際に経験されました。
そして、
・我が子の改善
・障害児を持つ親として、子どもに出来ることがあるという喜び
・お子さんの障害をポジティブに受け入れることができる保護者が増えて欲しい
そんな思いから、自分でもタッチについて発信されるようになりました。
実際に樹里さんがタッチを伝えたお子さん・親御さんたちにも大きな変化が起きているそうです。
その一部をご紹介しますね。
自閉症の子が持つ特性や困りごとは、その子によって様々です。
そのため、その子のニーズに寄り添ったアプローチやタッチもまた、オーダーメイドになりますね。
その子(またはその子とご家族)のためにベストなものを、と考えれば考えるほど、質問も多く出てきます。
「担当児童の(具体的な症状)にもこのタッチは効きますか?」
「思春期を迎えている我が子には、どういったアプローチが良いですか?」
「親御さん向けに支援はどういったものがありますか?」
講座中・講座後問わずティナ先生には常に質問することができますが、リドルキッズの講座では他の受講生さんの質疑応答から、自分自身がヒントを得る場合も多くあります。
オンライン版の指導者養成講座では、動画学習を取り組むオンライン・ラーニングセンターの中にティナ先生への具体的な質疑応答が動画(ライブ講義)と資料で閲覧することができます。(新しい質問が出ると資料は更新されていきます)
”ティナ先生の講座は、受講生の質問から広がっていく”と言われるほど、ティナ先生はどんな質問にも真摯に、丁寧に対応してくださります。
特性や症例が非常に幅広い自閉症をもつ子どもへのアプローチを、仲間と一緒にぜひ学んでみませんか。
ティナ先生著
「子どものためのマッサージ」では、
子ども向けのマッサージについて
理論と手技がイラスト付きで詳しく、
わかりやすく記載されています。
内容は教科書並みのボリュームですが、
親しみやすいイラストと
親子で楽しめる「ストーリータッチ」などで
小さなお子さんにも人気の一冊です!
第1回:子どもの睡眠とタッチセラピー
第2回:施術の同意を得る重要性
第3回:タッチの役割〜絆と愛着〜
第4回:子ども向けマッサージ・タッチを親に指導するメリット
第5回:ベビーマッサージvs小児マッサージ:何が違うの?
第6回:子どもたちの感覚統合とタッチについて
第7回:小児タッチセラピストってどんな仕事?
第8回:ティナ先生新書「赤ちゃんのためのマッサージ」
第9回:【小児タッチセラピー】特別な診断を受けた子たちへの利点
第10回:災害時に対応する子どもへのタッチ
第11回:【Q&A】ダウン症・痛覚鈍麻・自傷行為のあるお子さんへのタッチセラピー
第12回:ベビーマッサージに関するQ&A
第13回:医療施設でのタッチによる刺激
第14回:小児タッチセラピーにおける【5つのP】
第15回:【A Work of Heart.】に込められた、ティナ先生の想い
第16回:Don’t Quit Your Daydream!
第17回:医療現場でのタッチセラピー
第18回:「正中線を越える動き」とは?発達にどう関わる?
第19回:正中線を越える動きを促す、具体的な活動例
第20回:みんなで繋がろう!【リドルキッズ♡元気会】
第21回:子どものためのマッサージ① 基本編
第22回:子どものためのマッサージ② 成長痛への対応
第23回:環境で変わる、子どもにとっての「タッチ」
第24回:ティナ先生の日本での12年
第25回:小児病院での活動
第26回:子どものためのマッサージ③ 便秘への対応
第27回:子どものためのマッサージ④ 鼻詰まり・咳・痰のためのマッサージ
第28回:子どものためのマッサージ⑤ 頭痛に効くマッサージ
第29回:子どものためのマッサージ⑥子どもが抱えるストレスや緊張のためのマッサージ
第32回:「自閉症の子どもとタッチセラピー」
第33回:「自閉症の子どもとタッチセラピー②」
第34回:「自閉症の子へのタッチ:具体的な改善例」