タッチセラピーコラム:Vol. 27|子どものためのマッサージ④ 鼻詰まり・咳・痰のためのマッサージ
鼻詰まり・咳・痰は、どの年齢の子どもにもよくある症状です。マッサージは風邪の治りかけやアレルギーの症状を軽くしたり、不快感を和らげたりするのにとても役立ちます。
しかし、子どもの具合が悪い時、熱がある時、感染症にかかっている時は、かかりつけの医師や専門家の許可を得ていない限りはしないようにしましょう。適切な管理のもとではじめてマッサージをすることができ、愛情をもって子どもと接することになるのです。
♣ 鼻詰まり・咳・痰のためのマッサージの利点
・胸郭周辺の硬い筋肉のリラックスを促す
・ボールを持つように手のひらを丸め、優しく太鼓を叩くようにマッサージをする。この動きは粘液や分泌液の通りをよくする。
・マッサージをした後に、酸素の吸入量が増えることがある。
・肺を広げ、肺機能を改善する。
・副鼻腔を広げるのを助ける。
・免疫力を高める。
・リラックスしやすい状態を作る。
・胸郭周辺の硬い筋肉のリラックスを促す
・ボールを持つように手のひらを丸め、優しく太鼓を叩くようにマッサージをする。この動きは粘液や分泌液の通りをよくする。
・マッサージをした後に、酸素の吸入量が増えることがある。
・肺を広げ、肺機能を改善する。
・副鼻腔を広げるのを助ける。
・免疫力を高める。
・リラックスしやすい状態を作る。
♣ ポイント
・なるべく体を45度の角度におこして、マッサージをしましょう。(仰向けに寝て、背中に枕などをあて支えましょう)
・適度な圧で、なめらかなストロークをしましょう。
・なるべく体を45度の角度におこして、マッサージをしましょう。(仰向けに寝て、背中に枕などをあて支えましょう)
・適度な圧で、なめらかなストロークをしましょう。
♣ 応用
まずは、全身をマッサージしましょう。
背中・脊柱のすぐ横の筋肉、胸、胸郭の周辺には特に注意を払います。
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クロスのマッサージ(基本編を参照)を胸と背中にしましょう。
脊柱のすぐ横の筋肉に特に注意を払って、少し長めに背中をマッサージします。
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子どもがしてほしい体の部分(部位)にマッサージをしますが、「タッチをしない部位」にも注意を払いましょう。性器、お尻、乳首の周囲の下着で隠れている部分にはマッサージはしません。子どもが不快と感じる部位はすべて「タッチをしない部位」です。
安全で、お互いに尊重し合い、愛情が分かち合えるようなマッサージをすることが大切です。
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顔のマッサージをしましょう。鼻に沿って上から下にむかって指を滑らせ、鼻孔(鼻の穴)のすぐ横にきたら指で少し圧をかけてほんの数秒とめます。(圧はかけすぎないように)
次に、頬にむかって滑らせ、円を描くようにこめかみをとおり、眼の上、そして、額の中心にもどします。
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頬に円を描きます。
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まゆげの上のツボを、優しい圧で押しましょう。
まずは、全身をマッサージしましょう。
背中・脊柱のすぐ横の筋肉、胸、胸郭の周辺には特に注意を払います。
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クロスのマッサージ(基本編を参照)を胸と背中にしましょう。
脊柱のすぐ横の筋肉に特に注意を払って、少し長めに背中をマッサージします。
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子どもがしてほしい体の部分(部位)にマッサージをしますが、「タッチをしない部位」にも注意を払いましょう。性器、お尻、乳首の周囲の下着で隠れている部分にはマッサージはしません。子どもが不快と感じる部位はすべて「タッチをしない部位」です。
安全で、お互いに尊重し合い、愛情が分かち合えるようなマッサージをすることが大切です。
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顔のマッサージをしましょう。鼻に沿って上から下にむかって指を滑らせ、鼻孔(鼻の穴)のすぐ横にきたら指で少し圧をかけてほんの数秒とめます。(圧はかけすぎないように)
次に、頬にむかって滑らせ、円を描くようにこめかみをとおり、眼の上、そして、額の中心にもどします。
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頬に円を描きます。
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まゆげの上のツボを、優しい圧で押しましょう。
お互いリラックスしながら、不快な症状を取り除いてあげたいですね♡
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▼タッチセラピーコラム|バックナンバー▼
第1回:子どもの睡眠とタッチセラピー
第2回:施術の同意を得る重要性
第3回:タッチの役割〜絆と愛着〜
第4回:子ども向けマッサージ・タッチを親に指導するメリット
第5回:ベビーマッサージvs小児マッサージ:何が違うの?
第6回:子どもたちの感覚統合とタッチについて
第7回:小児タッチセラピストってどんな仕事?
第8回:ティナ先生新書「赤ちゃんのためのマッサージ」
第9回:【小児タッチセラピー】特別な診断を受けた子たちへの利点
第10回:災害時に対応する子どもへのタッチ
第11回:【Q&A】ダウン症・痛覚鈍麻・自傷行為のあるお子さんへのタッチセラピー
第12回:ベビーマッサージに関するQ&A
第13回:医療施設でのタッチによる刺激
第14回:小児タッチセラピーにおける【5つのP】
第15回:【A Work of Heart.】に込められた、ティナ先生の想い
第16回:Don’t Quit Your Daydream!
第17回:医療現場でのタッチセラピー
第18回:「正中線を越える動き」とは?発達にどう関わる?
第19回:正中線を越える動きを促す、具体的な活動例
第20回:みんなで繋がろう!【リドルキッズ♡元気会】
第21回:子どものためのマッサージ① 基本編
第22回:子どものためのマッサージ② 成長痛への対応
第23回:環境で変わる、子どもにとっての「タッチ」
第24回:ティナ先生の日本での12年
第25回:小児病院での活動
第26回:子どものためのマッサージ③ 便秘への対応
第1回:子どもの睡眠とタッチセラピー
第2回:施術の同意を得る重要性
第3回:タッチの役割〜絆と愛着〜
第4回:子ども向けマッサージ・タッチを親に指導するメリット
第5回:ベビーマッサージvs小児マッサージ:何が違うの?
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