タッチセラピーコラム5/2|小児リハビリプログラム:タッチセラピストの大きな役割

 

タッチセラピーが様々な場面でもたらす、驚くべき効果を目の当たりにしてきた者として、皆さんにぜひ知って欲しい世界があります。

病院内の【小児リハビリプログラム】です。

そこでは、小児タッチセラピスト(CPMT)が、作業療法士、理学療法士、看護師、医師、チャイルドライフ・スペシャリスト、その他の医療従事者など多くの専門家と力を合わせ、小児患者にとって最善の結果ををもたらすよう取り組んでいます。

タッチセラピーの魔法

小児タッチセラピーは、小児に特化した療法で、さまざまな治療を受けている子どもたちに、優しく愛情のこもったタッチで、快適さを与え、痛みを和らげ、リラックスを促すものです。タッチセラピーの最大の特徴は、現場で他の専門家が行う医療行為やリハビリを補ったり強化したりすることができる点です。多くの専門家がリハビリ現場で協力することで、小児患者のケアと回復のために、より効果的なアプローチを実現することができるのです。

小児タッチセラピストの役割

小児タッチセラピストは、子ども特有のニーズと発達を深く理解し、特別な訓練と認定を受けた専門家です。医療チーム全体と密接に連携しながらタッチセラピーを取り入れた個別の治療計画を作成します。

小児マッサージセラピストの主な責務には、以下のようなものがあります:

1.  子どもの身体的および精神的ニーズを評価する

2.  個人の症状に合わせたマッサージ治療計画の立案

3.  タッチ・マッサージ技術の提供

4.  治療に対する子どもの反応をモニタリングし、必要に応じてアプローチを調整

5.  総合的な治療計画を立てるための、他の医療従事者との連携・協力

タッチセラピーがもたらす効果

タッチセラピーは、小児科の外来リハビリの現場において、子どもたちに多くのメリットをもたらします。

その中でも特に注目すべき利点は以下の通りです:

1.  痛みの緩和: タッチセラピーは小児の痛みや不快感を和らげることができ、その他の疼痛管理を補う効果もあります。

2. 不安やストレスの軽減: タッチセラピーはリラクゼーションを促進し、ストレスを軽減するため、子どもたちが治療や処置の際に安心して過ごせるようになります。

3. 幸福度の上昇: タッチセラピーは、子どもたちがリハビリの過程で快適さ・安心感を感じるだけでなく、自分がサポートされていることを実感できるようになります。

4. 身体機能の向上: タッチセラピストが理学療法士や作業療法士と協力することで、子どもの可動域、柔軟性、身体機能全般の向上に貢献することができます。

 

次回のタッチセラピーコラムでは、米国シュライナーズ小児病院内の小児リハビリプログラムでの小児タッチセラピストの患者との関わりと活躍についてご紹介します。

 


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(注意:こちらは指導者養成講座ではなく、セラピスト認定は受けられません)

■ 第1弾:小児タッチセラピー 
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■ 第2弾:乳幼児タッチセラピー 
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■ 第3弾:医療現場でのタッチセラピー →詳細をみる  
 
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