タッチセラピーコラム 2/7|THE POWER OF HUG 〜ハグの威力〜
アメリカの研究では、
ハグを20秒間することで
幸せホルモン(オキシトシン)を
増加させ、同時に
ストレスホルモン(コルチゾール)を
減少させる効果があることが
わかっています。
ティナ先生の講座で
毎回出てくるこのハグの話。
講座の最中には
実際に受講生さん同士や
ティナ先生と
20秒間ハグをする、
とても幸せな時間を共有しています♡
ハグの力
テクノロジーの飛躍的な進化により、現代社会に生きる私たちはさまざまな方法で繋がり合うことが出来るようになりました。
その反面、進化が進めば進むほど、本当の意味での「人と人とのつながり」を、断ち切られている気もします。
コロナ禍を経て、私たちが暮らす社会は一般的に「触れる」「触れ合う」ことを躊躇うようになってしまいました。
この現状を見て、私は今こそ、これまで以上に変化を起こすべきだと強く思っています。
あなたは今日、大切な人にハグを出来ましたか?
なぜハグなのか
ハグのコンセプトはとてもシンプルに見えますが、今回は科学的根拠に基づいた話をします。
研究によると、ハグは病気、孤独、うつ、不安、ストレス等を軽減することが分かっています。
ハグという【愛情のこもったタッチ】が、信頼と安心感を築き、オキシトシン、セロトニン、ドーパミンなどの神経伝達物質の分泌を誘発するのです。
すべての人間に言えることですが、子ども達は特に、健康的な触れ合いを求める生理的欲求を持っています。
ところが昨今、テレビ、スマホ、タブレット、ゲームなどの普及により、このつながりが失われつつあり、その結果、子どもたちの発達にとっても重要な要素が奪われています。私はこの現状に危機感をおぼえます。
日本滞在中の出来事
ある年に、日本でタッチについて講演をした時のことです。
私はタッチの大切さについて話し、ハグというシンプルな行為がいかに子どもに大きな効果・利益をもたらすかを例として挙げました。
そして講演を聞きに来た方たちに、その日はぜひ家に帰って我が子を抱きしめてあげてくださいと伝えたところでした。
講演後、写真撮影の為に例に並んでいた女性に「ハグをして欲しい」とお願いをされました。
私は喜んで彼女を抱きしめました。
すると、女性は震えて泣き出しました。
何があったのかを聞いてみると、自分は人生で誰かにハグをされたのがこの時が初めてだと言いました。
35歳の女性が、両親からも、祖父母からも、誰からも抱きしめられた記憶がないと言うのです。
そして私が彼女を抱きしめた、そのハグのパワーに驚いたそうです。
この日、その彼女と同じような境遇を抱えた方たちは他にもいました。
自分自身はハグを受けたことがなくても、触れ合いや抱きしめることの持つ意味と強さを私から学び、我が子や周りの子ども達に与えてあげたいと、講演を聞きに来てくれていたのです。
触れ合いや抱きしめることがもたらす特別なパワーを信じ、私のハグを受けるために2時間待ちの列に並んでいてくれたのです。
私はこれからも人々を抱きしめ、
愛のあるタッチを届け続けていきます。
私たちの誰もがタッチを通して苦しみや悲しみを和らげ、力と安らぎを与える力を秘めているのです。
誰しもが愛情とパワーの込もったハグをシェアすることが出来るのです。
Touch always stands paramount.
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