タッチセラピーコラムVol.9|【小児タッチセラピー】特別な診断を受けた子どもたちへの利点
先日の記事では、小児タッチセラピストの資格や心得について触れました。
今回は実際に小児タッチセラピーが、特別な診断を受けた子どもたちにどんな効果をもたらすのか、具体例の一部をご紹介していきます:
ADD/ADHD |
・日常の振る舞いが改善する ・リラックスし、不安が軽減する ・集中力が改善する |
喘息 | ・入院期間が短くなる ・不安やストレスホルモンが減少する ・最大吸気量と肺機能を改良する |
自閉症スペクトラム障害 | ・リラックスさせる ・子どもが触れるという刺激に慣れることを助ける ・自分の身体に対する意識が高まる ・遊んでいるときに社会的な関係行動が改善し遊ぶことができる ・寝つきがよくなる |
脳性まひ | ・痙縮が少なくなる ・筋肉の柔軟性が高まる ・筋肉の緊張が増加するか、あるいは減少する ・運動機能が高まる ・より積極的な社会的交流が促進する |
嚢胞性線維症 | ・リラックスできる機会を提供する ・コルチゾールとノレピネフリン濃度(ストレス・ホルモン)を減少させる ・肺容量を増加させる ・ピークフロー値(最大吸気流量)を改善する |
ダウン症候群 | ・筋肉の緊張を改善する ・運動能力が向上する ・便秘が解消する |
聴力損失 | ・子どものコミュニケーションと語学力が改善する ・全身を刺激することで、身体への意識が発達する |
若年性関節リウマチ | ・痛みを軽減する ・筋肉を弛緩させる |
筋萎縮症 | ・拘縮の開始を遅らせる ・筋肉を弛緩させる |
二分脊椎 | ・自分の身体に対する肯定的なイメージをもつことができる ・麻痺した部分の退化を防ぎ、保護をし、刺激を与える ・痛んだ組織を減らすのを助ける |
終末疾患 緩和ケア ホスピスケア |
・セロトニン放出を増加させて、ナチュラルキラー細胞(癌細胞に攻撃ができる免疫細胞の ひとつ)が増加する ・不安や落ち込むことが減る ・自分の身体に対するイメージがよくなる ・孤立した気持ちが和らぐ ・リラックスした睡眠時間を提供できる ・ 鎮痛剤を必要とすることが少なくなる |
視力障害 | ・身体への意識が高まる ・筋肉の張りから解放される |
● 国際リドルキッズ協会の認定を受けたセラピストは、小児タッチセラピーの理論に基づき、子どもたちの親、看護者、子どもたち本人、そし て医療福祉関係者たちに小児タッチセラピーの方法を説明できるようになります。
● 認定セラピストが「小児マッサージ」という名目で、小児患者に直接、マッサージ及びタッチ療法を行うためには、別途の資格を保持している必要があります。あんまマッサージ師、鍼灸師、 理学療養士、看護士、医師などの免許です。講座の受講だけでは、小児患者に直接の手技 療法を行うことは出来ません。直接的な手技を行いたい方は、更なる勉強を続け、資格を取得する必要があります。
*小児タッチセラピスト認定を受けられる講座【小児タッチセラピー指導者養成講座】は、これまで対面でのみ開催されてきましたが、オンライン開催を現在検討中です。新しい情報の準備が出来次第、お知らせいたします。楽しみにしていてくださいね!
【講座概要】
小児タッチセラピー指導者養成講座(医療ケアを必要とする子どものためのタッチセラピー)
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【オンライン受講】ベビーマッサージ指導者養成講座
*子ども身体の仕組み・発達・動きに合わせた最新理論と手技
*未熟児や医療ケアが必要な子へのマッサージにおける禁忌や注意事項
*教室開講に必要な保護者への指導法、準備方法、デモレッスン等
すべてテキスト・動画・ライブ講義を通してティナ先生から学べます!
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(注意:こちらは指導者養成講座ではなく、セラピスト認定は受けられません)
第1弾:小児タッチセラピー →詳細をみる
第2弾:乳幼児タッチセラピー →詳細をみる
第3弾:医療現場でのタッチセラピー →詳細をみる
(注意:こちらは指導者養成講座ではなく、セラピスト認定は受けられません)
第1弾:小児タッチセラピー →詳細をみる
第2弾:乳幼児タッチセラピー →詳細をみる
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▼タッチセラピーコラム|バックナンバー▼
第1回:子どもの睡眠とタッチセラピー
第2回:施術の同意を得る重要性
第3回:タッチの役割〜絆と愛着〜
第4回:子ども向けマッサージ・タッチを親に指導するメリット
第5回:ベビーマッサージvs小児マッサージ:何が違うの?
第6回:子どもたちの感覚統合とタッチについて
第7回:小児タッチセラピストってどんな仕事?
第8回:ティナ先生新書「赤ちゃんのためのマッサージ」
第1回:子どもの睡眠とタッチセラピー
第2回:施術の同意を得る重要性
第3回:タッチの役割〜絆と愛着〜
第4回:子ども向けマッサージ・タッチを親に指導するメリット
第5回:ベビーマッサージvs小児マッサージ:何が違うの?
第6回:子どもたちの感覚統合とタッチについて
第7回:小児タッチセラピストってどんな仕事?
第8回:ティナ先生新書「赤ちゃんのためのマッサージ」