タッチセラピーコラム6/27|【元気会レポ②】発達に特性を持つ子へのタッチ&その後の変化

 
 

【リドルキッズ♡元気会|自閉症タッチセラピーの実践】

先週に引き続き、卒業生佐藤みどりさんがお話してくださった放課後等デイサービスでのタッチの活用についてご紹介していきます。


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みどりさんに直接ご質問のある方は
公式LINEもしくはメールにて
事務局までご連絡をください!
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タッチの効果をデータで見る

みどりさんの事業所では、毎回タッチを受ける前後のお子さん達の様子を数値で記録しているそうです。
集計したものをグラフにまとめ、目に見えてわかる【タッチの効果】をご紹介してくださりました。
 
 
<下記の画像の転載・転用・複製を固く禁じます>
:非常に落ち着いている状態
黄緑:落ち着いている状態
(8割ほどのお子さんが、
非常に落ち着いている”のがわかります)


(佐藤みどりさん活動報告 2024)
 
 

タッチを受けた子ども達の変化

<下記の画像の転載・転用・複製を固く禁じます>
(佐藤みどりさん活動報告 2024)
 
 
🟠 子ども達の変化
 
★ Aさん
言葉の表出が少なく、初めは何をされるかわからない不安からか、怒ってホワイトボードの絵を破っていた。
徐々にタッチケアやオイルマッサージを受けられるようになり、警戒心が解けた雰囲気を感じるようになった。
今では自分から横になり、リラックスして指導員にお腹や背中をマッサージ、タッピングしてもらっている(そのまま眠ってしまったことも)
 
★ Bさん
あまり言葉の出ないお子さんだったが、ある日突然「タッチケアする!」と叫んだ。
途中で逃げ出すこともあったので、関心がないのかと思いきや、言葉にしてリクエストできるほどタッチを受け入れられるようになったようす。
 
★ Cさん
指導員の前にデンと座って、タッチして欲しいアピールをする。
「マッサージする人!」「はーい」。
小学生の頃は自分の世界にこもっていたので、考えられないほどの変化
それまではタッチに関心がないようであったが、「頭(をタッチして)」「耳(をやって)」など、自分から希望を伝えられるようになった。
 
★ Dさん
タッチプログラムには「興味ない」と、最初から無関心だったが、ある時「背中に触っても良い?」と問いかけると、受け入れてくれた。
背中がとても硬いことを伝えると、「僕、身体の力を抜いたことありません。」と言い驚いた。
自分の身体の力が抜けている感覚がわからないという状況から、「緩む」気持ちよさを覚えたのか、「身体が楽になりました」という感想。
身体の感覚に意識を向ける大切さ、タッチをする意味を強く感じた。
 
★ Eさん
(固有覚が未熟で)乱暴な子と思われていたが、ハンドマッサージがとても上手だったので人気者になった。友達との壁がなくなり、仲良く遊べるようになった。
 
 

【番外編】その他のタッチの現場から届いた、子ども達の変化

ティナ先生からタッチを学び、子ども達や親御さんたちへ伝える活動をしている卒業生さんたちから届いた声です!
 
(知的重度のASDのお子さん)

(身体から遠いところからタッチを開始)

↓タッチ実践後↓
タッチを施術したお母さんが、我が子の行動の理由を考えるようになった
前よりも落ち着きを感じる
自分(母親)が落ち着いた
母親自身が、「やってみたい!」と前向きな言葉を発している。
 
 (生後5か月でウエスト症候群を発症・自閉症のお子さん)

↓タッチ実践前↓
・視線が合わない
・発語がない
・嫌なことがあると爪を立てたり噛みつく
・物に関心がないので自分から手を伸ばすことがない
・呼びかけにも反応がない
・くるくる回る
・スーパーやコンビニでいなくなる
・食事、トイレ、生活面は全介助

↓タッチ実践後↓
・視線が合うようになる
・物や人への関心が高まる
・人と関わりたい気持ちが出てくる
・真似ができるようになる
・見通しを持って行動できるようになる
・靴を履くことができるようになる
・聴覚過敏が改善
・私(母親)に抱きついたり、撫でてくれるようになる
 
 
 (支援学校に通う小学校低学年のお子さん)

↓タッチ実践前↓
癇癪、切り替えができず、物を投げたり、手が出る
母親に手をあげるようになり、外でのトラブルを心配していた

↓タッチ実践後↓
自分でイライラしてしまうことに気づき始め、「さっきはイライラしてごめんね。」と謝れるようになり、気持ちの切り替えができるようになった。
 (普通級に通う低学年のお子さん)

↓タッチ実践前↓
多動、お話をし出すと止まらなくなる、ADHD傾向

↓タッチ実践後↓
タッチが大好きになり、家族やお友達にタッチをするのが日常なった。
落ち着いてお話ができるようになった。
将来の夢は、人にマッサージをしてあげるお仕事。

 


その子の個性に寄り添ったアプローチを

発達の特性や困りごとは、その子によって様々です。

そのため、その子のニーズに寄り添ったアプローチやタッチもまた、オーダーメイドになります。
その子(またはその子とご家族)のためにベストなものを、と考えれば考えるほど、質問も多く出てきます。

症例が非常に幅広いASD、ADHD、自閉症など、発達に特性をもつ子ども達へのアプローチを、仲間と一緒にぜひ学んでみませんか?

1️⃣ 講座でティナ先生から学びを受け、今度は自らタッチを実践する。
2️⃣ タッチセラピーの効果や変化を、交流会(元気会)で仲間と共有し合い、さらに学びを深める。
3️⃣ 活動する中で出てくる新たな疑問や不安は、すぐにティナ先生に相談し、サポートを受ける。
4️⃣ タッチセラピーに関しての最新情報を、卒業生資料館卒業生ライブ講義を通して常にアップデート。

国際リドルキッズ協会の指導者養成講座では、豊かな【学びの好循環】を実現しています♡



みどりさんも卒業生!
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・さまざまな事情により対面での受講ができない方も、同じ内容をご自宅で学ぶことができます。
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ティナ先生の来日時には、対面講座にご招待❗️(5,000円前後の参加費のみ徴収)
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