タッチセラピーコラム7/11|【ティナ先生直伝】ベビーマッサージにおすすめ!安全なオイルの選び方

 

 

ベビーマッサージは赤ちゃんとの絆を育む方法でもあり、赤ちゃんの発達と安らぎのためにぜひ日常に取り入れたい習慣のひとつです。

赤ちゃんのデリケートな肌をいたわり、安全にマッサージを行うためには、適切なオイルを選ぶことが大切です。


ベビーマッサージに最適なオイルを選ぶ: 赤ちゃんの健康と安全への配慮

① ホホバオイル
ホホバオイルは、厳密にはワックスではありますが、人間の皮膚から分泌される天然のオイルによく似ています。低刺激性なので、敏感肌の赤ちゃんに最適です。ホホバオイルは、滑らかでベタつかず、肌に栄養を与え、刺激から肌を保護するのにも役立ちます。

② ココナッツオイル
ココナッツオイルは、保湿効果が高く、敏感肌にも優しいため人気があります。バージンココナッツオイルは、低温圧搾法*(コールドプレス)で抽出され化学薬品を一切使用していないため、赤ちゃんの肌にも安全です。

*低温圧搾法(コールドプレス)とは、溶剤を使わずに低温でオイルを抽出する方法で、天然の抗酸化物質や栄養素を保つことができます。

③ ひまわりオイル
ひまわりオイルは軽く、吸収されやすいため、赤ちゃんの肌に刺激を与えにくいことで知られています。ビタミンEを多く含み、毛穴を詰まらせないので、マッサージの際にもスムーズに塗ることができます。ひまわりオイルも通常、低温圧搾法(コールドプレス)で抽出されており、その特性が保たれています。

④ オリーブオイル
オリーブオイルは、高い保湿力があり、ビタミンEを豊富に含んでいます。無香料で、食用油として一般的に使用されていることもあり、特に100%オリーブ使用のものは非常に安全なオイルのひとつです。

⑤ アーモンドオイル
ビタミンAとEが豊富なスイートアーモンドオイルは、赤ちゃんの肌を柔らかくし、落ち着かせるのに優れています。肌荒れやアレルギー反応を避けるため、低温圧搾法(コールドプレス)で抽出されたオイルを使用することが不可欠です。もしもナッツアレルギーが疑われる場合は、パッチテストで必ず確認を取るか、使用をなるべく避けましょう。

⑥ カモミールオイル
過敏肌や炎症肌の赤ちゃんには、カモミールオイルが鎮静効果を発揮します。カモミールオイルは皮膚の炎症を抑えるだけでなく、睡眠の質を高めるのにも役立ちます。

◎ オイル選びのヒント

【食用であること】
赤ちゃんが手を口に入れても安全な、食べられるオイルを選びましょう。

【無香料・高純度であること】
無香料・無添加のオイルを使いましょう

【使用前にはオイルを温める】
赤ちゃんが心地よくマッサージを受けられるように、まず自分の手のひらでなじませ、オイルをあらかじめ少し温めておきましょう。

 

◎ 安全で楽しいベビーマッサージの時間を

オイルを選ぶ際には、マッサージに適しているかどうか、口に入っても安全かどうかを確認することが重要です。また、かかりつけの医師に赤ちゃんの体質や生活習慣に合った指導を受け、ベビーマッサージに活用することもできますね。

適切なオイルを選ぶことで、ベビーマッサージが親子にとって楽しく安全で、より愛情あふれる時間になるでしょう。

 

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ティナ・アレン先生著
『赤ちゃんのためのマッサージ』

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