タッチセラピーコラム 3/11|【特別編】災害時に対応する子どもへのタッチ(動画付き)

「3.11」以降、何度かお伝えしている「災害時に対応するタッチ」。

動画とともにご紹介しますね。

お子さんにタッチをする場合は、保護者の方が行いましょう。

手から気持ちも伝わります。
お母さんの気持ちがリラックスしているときに行えるといいですね。

タッチの手順

「タッチの許可」

まず「触れてもいいですか」と聞きましょう。またどの場所にタッチをして欲しいかを聞きましょう。

②「置いておくタッチ」

お子さんがタッチして欲しい場所に優しく手を置きます。

③「すべらせるマッサージ」

上から下に向かって手をすべらせるマッサージ。背中の場合、あまり下に行きすぎないようにしましょう。

④「くるくるマッサージ」

手で円を描くマッサージ。両手や片手で行います。

⑤「ぽんぽんたたくマッサージ」

手をおにぎりをむすぶときのようにまるくして、ぽんぽんたたくマッサージ。たたく早さや強さは好みを聞きましょう。

⑥「すべらせるマッサージ」をもう一度行って終了です。

 

気をつける点

災害のショックのため、精神的な影響から体も心も強張り、体は硬直が引き起こされている場合が多くあります。その状態を考慮し、相手にタッチの強さや早さを確認しながら優しくタッチをしましょう。

事務局からのメッセージ

タッチにより、少しでも状態が緩和されることを私たちは願っています。

毎年起きている自然災害。
私たちは、他国での戦争や多くの自然災害についてのニュースを日々目にしています。

今こそ大人も子どももタッチが必要な時期ではないでしょうか。
お互いを優しく包みこむタッチで、大変な状況を乗り越えていければと考えています。