タッチセラピーコラム 2/6|子ども同士のタッチ! 「キッズインコンタクト指導者養成講座」について
前回のコラムでは「キッズインコンタクト」の内容や目的についてお伝えしました。
おさらいすると、「キッズインコンタクト」は、
集団生活や勉強への不安、いじめ問題など子どもが受けるストレスや悩みに対し、タッチの力でアプローチするものです。具体的には、
「子どもたち同士」がお互いにタッチすることで、仲間意識や社会性を高め、心身ともに健やかに成長できるよう、促していきます。
子どもたちが自分自身を大切にできるようになるのも特長です。
「キッズインコンタクト指導者養成講座」について
2日間にわたり、子どもたちの健康行動を育むタッチの方法を学びます。
またその方法を指導していく方を育成する指導者を養成し、
講座修了者には、国際リドルキッズ協会より「キッズインコンタクト指導者認定証」が授与されます。
こんな方が受講しています
学校教育に携わる教師や専門家の方々はもちろん、子どもたちと保護者をサポートしていきたいと願うすべての方々が対象です。
具体的には、教員や学童の指導員、保育士、幼稚園教諭、保健師、カウンセラー、セラピストなど、子どもたちと日々接している方々のご受講が多いです。
講座の内容(一部)
- 子どもの健康行動を育むタッチの技術と理論
- 年齢に応じた接し方やコミュニケーション
- 物語のあるストーリータッチ、ゲームや歌
- 子どもたちへの接し方とマッサージ法
- 子ども同士のタッチ&コミュニケーション方法
- 子どものタッチに関する調査研究と利点
- いじめ予防や不安解消のためのタッチ
このように、教育現場で生かされる子どものためのタッチの指導法をお伝えします。
たとえば、授業中にモジモジして座っていられなくなる子には、自分で自分の反対側の手にマッサージなど、自身が落ち着くセルフマッサージも紹介。
さらには、成長期に多く、そして対処法の少ない成長痛へのマッサージもお伝えします。
受講生さん(小学校教諭)の感想
学校での子どもたちの様子が気になっていたのが参加のキッカケです。
講座ではまず、子ども同士のタッチがなぜ必要なのかを知れました。
また、現場(小学校)で行うタッチの内容についてもイメージを膨らませて帰ることができ、教えていただいた「歌に合わせたタッチ」「読み聞かせなどの話にそったタッチ」を、1年生と2年生に実践しました。その結果、子どもたちの表情がとてもにこやかになったのが何よりうれしかったです。
すべての子どもたちにタッチが必要なんだと実感できる講座でした!
他者を尊重する気持ちや自分を守ることの大切さなど、社会で必要となる力について学べる内容だとも思います。その力を、タッチを通じて子どもたちに伝えられ続ければ、子どもたちの未来も明るくなっていくのではないかなと信じています。
教師として、学校で気になっていたことを、ティナ先生に直接ご相談できたのもありがたかったです。
興味のある方はぜひ受講をご検討ください
今期の「キッズインコンタクト指導者養成講座」の開催は一度きり。
来年以降の開催は未定です。興味のある方はぜひお問合せください。
「キッズインコンタクト指導者養成講座」
2月16日(金)&17日(土)、大阪(東大阪市)にて開催予定です↓↓↓