脳性まひ障がいをもつ子どものためのタッチセラピー指導者養成講座は、2019年・2020年の開催はありません。
2021年以降の開催が決まりましたら、ホームページにてお知らせ致します。
2019年講座日程は、講座スケジュールよりご確認ください。
本講座は、脳性まひ障がいを抱える子どもたちのためのタッチセラピーおよびマッサージ方法を学び、その方法を伝授していく方を育成するトレーニングです。本講座は、小児タッチセラピーの内容をさらに掘り下げ、多種多様な脳性まひ障がいのタッチセラピーについて学んでいきます。
2日間のトレーニングでは、脳性まひの理解、症状に応じた接し方やコミュニケーション、脳性まひとタッチセラピーに関する調査研究と利点、親子へのタッチセラピー指導法など、日本ではまだ広まっていない脳性まひのタッチセラピー指導法が伝授されます。
講座修了者には、米国リドルキッズ協会及び日本ベビー&チャイルドケア協会より「脳性まひ児タッチセラピー講座修了証」と「脳性まひ児タッチセラピスト」カードが授与されます。
from TINA
これまでの研究により、脳性まひの子どもに対するタッチセラピーは、けいれんの減少や、筋肉硬直の低下、運動機能の改善、肯定的表情への変化といった身体症状の改善が認められています。また、タッチセラピーによって手先の血液循環が改善されることで、皮膚の色や温度が変化し、また、筋肉が緩むことで、消化機能が改善することなどが明らかとなっています。そのため、脳性まひの子どもたちには、まひの状態、治療、および治療計画に応じて適切なマッサージと愛情のこもったタッチを施す特別なスキルが求められます。本講座内容は、脳性まひのお子さんに関わるすべての方に知っていただきたい内容です。
本講座についての注意事項
「小児マッサージ」という名目で、小児患者に直接、マッサージ及びタッチ療法を行うためには、別途の資格を保持している必要があります。あんまマッサージ師、鍼灸師、理学療養士、作業療法士、看護士、医師などの免許です。本コースだけでは、小児患者に直接の手技療法を行うことは出来ません。直接的な手技を行いたい方は、更なる勉強を続け、国家資格を取得しましょう。