世界のベビーマッサージとタッチ
タッチとマッサージの起源は、数千年前にさかのぼり、世界中の様々な文化で行われてきました。インド、アフリカ、南太平洋などの文化では、ベビーマッサージは両親が赤ちゃんに施す習慣のひとつであり、代々受け継がれてきたものです。祖母は母に教え、母は娘に教えていくことで、赤ちゃんはこの愛すべき伝統の恩恵をいっぱい受け取ることができるのです。
ニュージーランドのマオリ族の母親は、赤ちゃんの脚をまっすぐ伸ばし、鼻の形を良くしたいと願いながらマッサージを施します。キューバの母親は、にんにくを混ぜたオイルを使って、赤ちゃんの腹痛を治すためにおなかをさすります。サモア諸島では、ココナッツミルク、花、および草の根をつかってマッサージをすることで、赤ちゃんの下痢や大人の頭痛を治すと信じられています。また、ニューギニアには、“ママの身体にくっつきたいから泣くんだ”という言い伝えがあります。ネパールの赤ちゃんは、屋外の暖かい日光の下でマッサージを受けます。 ここでは、マスタードシードオイルを用いるのが一般的です。
中国では、医療の専門家たちが小児推拿(しょうにすいな)と呼ばれる小児ケアマッサージを代々行ってきました。しかし、北京、上海、および広州の専門家達が、他都市の専門家たちと協力して、ベビーマッサージを新しいものとして出産期学会に紹介したことで、ベビーマッサージが赤ちゃんの健康に良いという概念は、1990年代半ばにはじまりました。そして、1998年には、中国看護協会と、中国医学協会の小児科分科会によってベビーマッサージを行うことが奨励されました。
インドネシアでは、ベビーマッサージは長い間、伝統的な子育ての習慣とされてきました。台湾では、産後ケアセンターの数が着実に増加しており、ベビーマッサージを体験できる環境が整いつつあります。参加した両親は、愛情深いタッチを学ぶことに非常に意欲的であり、産後は、赤ちゃんとの交流が深まり、楽しんでいる姿が見受けられます。
タイでは、世代から世代へとマッサージが引き継がれ、その習慣や教育体制には長い歴史があります。 ベビーマッサージへの関心は、国家の後押しを受けて地方へ広がっています。
また、ヨーロッパやアメリカ、カナダの多くの地域では、ベビーマッサージは愛情あふれる子育ての方法として人気があり、習慣となりつつあります。様々なタッチ療法の研究によってベビーマッサージは子どもにとって大きな恩恵を与えるものとして、信頼を得ているのです。
ベビーマッサージ指導者養成講座テキストより抜粋
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