• HOME
  • 卒業生活動インタビュー【吉田雅美さん】

卒業生活動インタビュー【吉田雅美さん】

長崎県で高校生から1歳までの5人の男の子の子育てをしながら、JABC日本ベビー&チャイルドケア協会のトレーナーをしている、パワフルな方です。

現在、子育て支援センターでのベビーマッサージは卒業し、今後は疾患や障害を持ったお子さんへのタッチに力を注がれます。

タッチをはじめたきっかけを教えてください。

次男が障害を持っていたこともあり、とにかく便秘がひどくて、それをどうにかしたいという思いからでした。

身体的な成長がゆっくりだったから、どうしても体を動かさないと便秘になりやすかったですし、障害があることでホルモンバランスや神経バランスが崩れたり、足がいつも冷たかったり、そういうことから薬を使っても出ないくらい、かなりの重度の便秘でした。お互い泣きながら、私が掻き出していました。出血もするし、お互い辛かったです。

それでどうにかしたいなと思っていた頃、長男の時に行っていた赤ちゃんとお母さんが集まるお遊び広場みたいなところで、赤ちゃん体操みたいなのをしていたなぁと思い出して、それを次男にし始めたんです。そこから、そういえばマッサージが便秘に良いって言っていたなと思い出し、マッサージをもっと勉強しようといろいろ調べているうちに、ティナ先生の講座を見つけました。

次男は何度か入退院を繰り返していたのですが、その入院中に親として子どもに何も出来なくて、ふがいない思いがあって、それがすごく苦しかったんです。そのうえ、ずっと狭いところに一緒に寝ているし、部屋から出られないし、自分自身も全身凝って来るし、「出張でマッサージとかあったらいいのにな」ってその時ずっと思っていました。

だから、自分が資格を取った時には、自分がマッサージをする側になろう!って思いましたし、タッチケアを必要とする子たちは絶対いっぱい居ると思ったので、サークルとかで伝えられたらいいなと思いました。

今、どんな活動をしているのですか?

子育て支援センターでベビーマッサージを教えていましたけれども、一応明日で終わるんです。
今後そちらは生徒さんにお願いをして、私は今年度は違うことをしようと準備しているところです。

3月までJABC日本ベビー&チャイルドケア協会のトレーナーをしていました。並行して障害児の親の会をずっとやっているのですが、そちらの方が大きくなって、今忙しくなってきています。

お子さんが障害を持っている場合は、福祉サービスであったり施設とか療育とか病院とかの情報の共有が必要なので、そういう場を作りました。これまでもずっと月に1回とか会を開いているのですが、それを今後もっと展開していこうとしているところです。

また、タッチケアのほうでは、個人的にご依頼をいただいて、病院のお部屋に訪問して障害児や疾患を持つお子さんにタッチをしたりとか、福祉施設の方やサークルとかでご依頼をいただいて、タッチ教室をしています。

ベビーマッサージではなくて、タッチケアのほうでいろいろなところから声をかけてもらっていて、福祉系に伺うことがすごく多くなりました。

タッチケアをしていて嬉しかったこと、良かったことはなんですか?

私はベビーマッサージをしていましたが、定型発達している子どもたちに対するベビーマッサージってたくさんあるのですが、障害や疾患を持った子どもに出来るプログラムはありませんでした。

ティナ先生に会った時には、今まで無かったものに出会えた喜びがものすごく大きかったです。

ティナ先生のタッチは息子の便秘にはかなり効果的でした。

ティナ先生が言われた言葉で、私が好きな言葉があるんです。「一見何もわからないし、何も出来ないんじゃないかって思われている子どもは、言葉で伝えられなくて、表現をする手段がちょっと違うけれども、顔の表情であったり違う手段で伝えてくれる、違う才能を持っている子どもたちだ」ということを言われた時に、私は「すごく嬉しい」って思ったんです。

それまではどうしても出来ないことのほうに注目されて、病院に行って検診を受けたり発達検査をする時にも全部が「出来ない」に◯がついてしまう。「出来ない」って言われるとすごく落ち込んだりするのですが、「違う才能を持っている子どもたちなんだよ」と言われた時に、「そういう風に見ていけばいいんだな」と思ったら、心がすごく救われた気がしました。

「物の見方を変えると、今まで見ていた世界と大きく変わって見えてくるんだな」っていうのも感じましたし、子どもは1対1で私のその顔をずっと見ていたんだなと思ったんですよね。暗い顔をしていたんだろうなぁとか笑顔がなかったんだろうなぁとか。
だけど私が変わることで子供の表情がすごく変わっていったりとか、便秘も本当に嘘でしょうって言うぐらい改善されたし、そうすると全部が良いサイクルに変わってくるんですね。何か1つが解けていくと本当に絡まっていた糸がすーっと解けていく感じで、そうなった時に「こういう子育て出来るのって、本当はめっちゃ楽しいかも」みたいな感じで思えたら、子供がきっかけをくれたんだなって思えるようになったんですね。

子供がそうでなければティナ先生の講座に私は出会えなかったと思うから、なんかすごいラッキーだなって思ったんですよ(笑)

それで長崎にも来てくださいって、オファーして来てもらったんです。タッチフォーラムや講座もしてもらって、周りの反響もすごく大きかったです。

それから、もう1つ良かった事は、タッチケア仲間がたくさん出来たことです。

 

吉田雅美さんのブログ
https://babyma-himawari.amebaownd.com/