卒業生活動インタビュー【大野さと子さん】

大野さと子さんはJABC 日本ベビー&チャイルドケア協会のスタッフです。ティナ先生の講習会でも、さと子さんが担当して下さることが多いので、ご存じの方も多いと思います。

可愛らしい声とゆっくりとして優しい話し方に「癒やされる~」とファンの方が多いです。神奈川県にあるご自宅のリビングを「空日和(からびな)」として解放し、そこで小さなお子さんのためのモンテッソーリ教室を開かれています。

またJABCの指導者として、ベビーマッサージやベビーヨガの講師になりたい方のトレーナーをされています。

タッチをはじめたきっかけを教えてください。

娘が生後すぐから幼稚園年長さんくらいまで、ずっと夜泣きをしていて、寝ている間に夜1時間くらいずっと泣いていたんです。アトピーで身体がかゆくてっていうのも原因だったと思います。

眠れない娘も可哀想だし、私も眠れなくて辛かったので、「なんとかしてあげられないかなあ」と悩んでいました。その頃、友人からホホバオイルをもらったんです。「このオイルあげるから、今晩このオイルを使ってお嬢さんの足のタッチをしてみたら」と言われ、その晩ただひたすら上下上下にさする簡単なタッチを両足で5分くらいしてみました。そうしたら、なんと、生まれて初めて娘は朝までぐっすり眠ったのです。

タッチケアを勉強した今なら良く聞く効果ですけれど、その頃の私は全く知らなかったので「タッチってなんてすごいんだろう!」ってとっても感激しました。それがタッチとの出会いです。そのことがきっかけとなり、そこからタッチにはまっていきました。
私自身がタッチってこんなにいい効果があるっていうのを実感したので、この効果を子育て中のお母さんたちにも伝えたいと思い、タッチを学びJABCのベビーマッサージのトレーナーになりました。
その頃、赤ちゃんと一緒に来てもらうヨガ教室の講師もしていたのですが、そこに来てくれている赤ちゃんにマッサージタイムを取り入れてみたら、ママがヨガをしている時も寝て待っていてくれたり、ご機嫌で待ってくれる子が多くなっていったんですね。そこでもタッチの効果を実感しました。

ママたちも自分がヨガをするだけじゃなくて、子どもが満足してくれることに喜んでくれて、すごくいい時間になりました。

今、どんな活動をしていますか?

今は主に2つです。
1つは写真館や親子カフェでベビーマッサージの教室をしています。どちらもお子さんとお母さんが集まる場所なので、ふれあいの時間はすごく重要視されていて多くの親子さんに喜んでいただいています。

もう1つは、医療ケアを必要とするお子さんにタッチケアと写真撮影をセットでご提供する活動をしています。ご家族にタッチケアをお伝えして、ご家族とお子さんがふれあっている様子を写真に収めるという活動です。

医療ケアが必要なお子さんのなかには、なかなか表情が出ないお子さんも居らっしゃるのですが、親子で触れ合っているとなんだか笑っているような感じの優しいお顔になったりするんですよね。お母さんにはこういう触れ方をするとどんな効果があるのかということを説明するので、お母さんが意味を持って触れられることで、お子さんが余計にすごくいい表情を見せてくれるんです。

その一瞬の表情を一緒に活動している女性カメラマンのターナーさんに撮ってもらっています。

タッチケアをしていて嬉しかったこと、良かったことはなんですか?

 

タッチをするととにかくあっという間に「気持ちいいです」とか、「嬉しいです」とかみんながすぐに笑顔になります。時間がかからず、すぐにあったかい雰囲気がその場に浸透することがすごいなあと思っています。

嬉しいことはたくさんあるけれど、赤ちゃんとベビーマッサージ教室に来て下さったお母さんが、教室で1時間じっくり赤ちゃんと触れ合うことで、「最近上の子とじっくり触れ合っていないなあ」って気付かれるんです。「帰ったら上の子に触れたくなりました。」と言われて、実際におうちで上のお子さんにもタッチをして下さいます。そうすると「上の子が下の子にタッチしてくれました。兄弟でタッチをしています。」という言葉を聞くこともあり、それは本当に嬉しいなあって思います。

タッチすることによって、親子でも兄弟でもあったかいものが流れていくので、そのお手伝いを出来ていることが嬉しいです。

また、ティナ先生の自閉症タッチケアを受講したことで、感覚過敏のある私の娘が好むタッチはしっかりと触る強めのタッチであるということや、時間や環境へのこだわりが強いことが娘にも当てはまるということに気付き、ティナ先生に講座の中で教えていただいたことを実践しています。娘には小さい頃からいっぱいタッチしてきたので、思春期を迎えた娘ですが、今でも少し触れるだけでリラックスのスイッチが入るようになっています。タッチケアが心のストレス軽減にとても優しく作用することが助かっています。

言葉では表現しにくいことも触れることで伝えることが出来るように感じていて、娘とのコミュニケーションにもタッチが大いに助けになっていると感じています。

 

大野さと子さん

HP
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