小児タッチセラピー

タッチケアで知っておきたい感覚統合の知識について

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小児タッチセラピーやタッチケアは発達障害や病気、けがで入院している子どもたちへの癒し効果がとても髙いといわれています。小児タッチケアセラピストが日本国内でも徐々に増えていますね。肌をタッチされる力は脳で認識し、子どもの発達にはとても重要な意味を持っています。この感覚の統合は、「聞く・見る・食べる・触れる・匂う」の五感から得ています。しかし発達障害がある子どもなどは、脳が正常に働かないことがあり、これらの感覚を正しく認識できないこともあるのです。感覚統合は子どもの体と心の発育に欠かせないものですが、どのような特徴があるのか早速ご説明したいと思います。

 

感覚統合の能力について 

 感覚統合をコントールする脳の働きや能力は子どもそれぞれで異なります。健康な子どもはほとんどの場合、自然と成長しているため感覚統合が形成されるもの体の発育と同様に当然だと思われています。しかし残念ながらすべての子どもが五感から適切に刺激を感知して判断できる能力を持っている訳ではないのです感覚統合の能力が劣っていると学習能力の示すIQレベルが低くなるだけでなく学習発達障害になるリスクも高くなります。さらに健康的な家族環境のなかで発育しても、行動発達障害を起こしてしまう可能性もあるのです。感覚統合は五感から受け取った感覚をまとめる力の事。そのため正しく機能しないと、学習力や集中力、自尊心運動能力にも影響を与えてしまいます。肌にタッチすることは感覚統合をサポートするためにも大切な意味があるのです。

 

感覚が統合される4つのプロセス

 

感覚と呼ばれるものは、お母さんのお腹にいる胎児期から幼児期にかけて、大きく分けると4段階のプロセスの中で統合されていきます。1番目の段階ではバランスと触覚を統合しています。感覚の統合は連続した流れにより徐々に築きあげられるものです。はじめの段階は将来の成長にもとても重要な意味があることを覚えておきましょう。赤ちゃんは生まれてすぐに感覚が刺激されます。そのため正しいタッチをすることは、赤ちゃんの心の安らぎになるだけでなく、感情的な感覚を形成するためにも欠かせません。また最初の段階で作りあげるバランス感覚は自分の体を安全に動かす為に最も大切な機能です。固有受容感覚と呼ばれるものは、四肢の筋肉と位置の緊張状態を示す情報に大切な役割を持っています。筋肉や神経が発達しても、正常でない場合は痙攣や不安定な動作の原因となってしまうのです。このような発達をすると、動きが正常になっても疲れやすい症状、成長が遅れる場合などもあります。

 

続いて2番目のプロセスですが、この段階では触覚からの刺激の機能が整理されていきます。刺激を受けると筋肉、関節、体のバランスが正常に判断され、安定した運動能力や集中力、そして精神の安定、自分のボディイメージなどが形成されていきます。この土台が正常に機能することが、聞く、見るなどの刺激の起訴が出来上がる仕組みになっています。

3番目の段階は言葉を理解して話すことを学んでいきます視覚はその他3つの感覚と統合されるため、子どもの能力はさらに発達していくのです。動き回ったり、おもちゃで遊ぶ、パズルやブロックを使うことができます。

4番目の段階になりますと、手と目の感覚が発達するため、学校で勉強をする準備段階となります。感覚が脳内で正しく育成されることで、学校生活に集中して取り込むことができるようになるのです。しかし感覚統合が十分でない場合には学習障害になるリスクも高まってしまいます。このように4つの段階のいずれかで障害がある場合は子供の学習能力に影響しますので、感覚の刺激が正しく判断できないと文字や数の勉強に影響する可能性があります。

 

感覚統合がうまく機能しない子供は、行動障害や学習障害などと誤解される場合がありますが、親や看護者にとっても原因を理解するのが難しいケースも多いのです。このような障害は脳の働きが影響していますので、環境の見直しなどを行い障害を減らす努力が必要ですね。親や看護者にとっては子どもが落ち着きがない、集中力が不足するなどの症状で、感覚統合に問題があるのではないかと認識する機会となります。学校の忘れ物が多い、宿題を忘れるなどの不注意が目立つ場合は注意が必要です。感覚統合が正常に機能しない子どもは、同年齢の子どもの傍にいることが不安に感じることもあります。ほかの子どもと感情を共有できない為に傷つきやすい場合もあるのです。話す能力、運動能力の遅れなどは感覚統合が乱れていることも原因の一つです。このような障害を持つ子どもは回転したり落ちるなど頭の位置が変わる動きに恐怖を感じるという共通点があります。

 

 

感覚統合の障害を防ぐための知識について 

 

感覚統合の障害が起こる要因は色々ありますが、「刺激を感じる」という経験が不足しても潜在的な障害の原因となる場合もあります。機能障害が子どもにあらわれた時は、その症状を改善するのでなく脳に刺激が伝わるプロセスが不安定な原因を改善しないといけません。機能を正常に働かせるためにもキッズマッサージやタッチケアがとても大切な役割を持っているのですタッチは子どもの脳の発達をサポートする効果があり、「触る」刺激や圧力は五感を自然に強化するためにも欠かせません。

 

 

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