医療福祉施設で仕事をする際に覚えておきたいこと

小児タッチセラピー

医療福祉施設でタッチケアセラピストとして仕事をする為には、まずはその施設のガイドラインに従うことが必要です。ガイドラインでは様々な書類の提出や素性調査などが行われる場合があります。安全に仕事を行うには、このガイドラインに従うことがまず基本となります。日本ではタッチケアセラピストのガイドラインはありませんので、参考になるアメリカやカナダのガイドラインをご紹介したいと思います。まだまだ日本では欧米のように小児タッチケアセラピストの活動が浸透していませんが、今後は医療の中でもとても注目され大変な役割を持つため、基本知識についてはぜひ習得したいですね。

 

セラピストの認定証と健康状態について

 

欧米ではタッチケアセラピストはプロとしての証明書を提示する必要があります。それはタッチケアの活動が可能であることを示すものです。マッサージやタッチを行うための資格認定証や小児タッチケアセラピストの認定証が必要になります。また医療現場で仕事をするうえでとても大切なことが健康状態です。セラピストの健康状態が良好であるかどうかを示した医師の診断書また、伝染病にかかっていないかという証明も必要になります。その中では毎年必ず検査をうける結核「TBテスト」、医療施設によっては2種類の検査が必要になる場合もあるようです。またMMRと呼ばれる麻疹、おたふくかぜ、風疹のワクチン接種の証明書も必要です。記録を持っていない場合は血液検査の書類などで確認するか、もしくは新たにMMRワクチンの接種が必要です。

 

各国の条例について 

 

アメリカでは連邦政府によりクライアントのプライバシーを守るための条例が整っています。「HIPAA」と呼ばれる条例は、健康保険の携帯、そしてその責任に関する条例となっています。条例で示すクライアントとはカルテを取り扱うすべての医療組織に適用されるものです。該当者はこの条例をしっかり理解したうえで、試験に合格しないといけません。カナダでは「PIPEDA」と呼ばれる条例があり、各個人のプライバシーを保護するためにマナーを守り、情報収集、使用が定められています。この条例はすべてのカナダ人とカナダ国内においてビジネスをする組織すべてに適用されるものです。また組織レベルで個人情報を公開する際には、かならず個人の同意が必要になると定められています。このように様々なガイドラインがあることで、大切な個人情報の漏洩や不正利用を防ぐことができるのです。

 

クライアントのプライバシー保護で注意したい点 

 

ここではいくつかの点をご紹介して、どのようにクライアントのプライバシーを保護するかご説明しましょう。

 

・コピー機やファックスなどにクライアントの診断情報が残っていないかどうか確認をする

・クライアントに関する会話をする際は、本人が聞こえないようにプライベートな場所に移動するか、ほかの人が聞こえないよう小さな声で話す

・カルテや書類など個人情報の記載がされている重要なものは、外部の目に触れないように慎重に保管すること

・個人情報は他人のものと思わずに自分自身の情報を扱うようにすること

・カルテなどを保管する書庫やコンピューターなどをそのまま開いて移動してはならない。ほかの人の目に触れるような状況にせず必ず記録は閉じること

・クライアントの情報はまったく関係のない人に共有してはいけない

 

感染コントロールについて 

 

タッチケアを行う際にはどのクライアントに対しても、必ず万全な感染予防策をすることが大切です。子供はウイルスに弱く、発達障害がある児童の場合はさらに免疫力が弱い可能性もあります。そこでタッチケアを行う際に注意したい感染対策を知っておきましょう。まずは手の消毒です。血液、体液、排泄物、分泌などに触った後は、手袋をしていても必ず手の消毒を行うことです。子供のマッサージをする前は必ず手洗い、次の子供の触れるたびに手洗いを行います。その時のやり方ですが、ぬるま湯で液体石鹸を使用し約20秒間ほど、爪の間、皮膚の割れ間、指の間などを綺麗に洗いましょう。また清潔な白衣を着用してばい菌の付着を防ぐようにしましょう。タッチケアを行う際には手袋を装着して、部屋に入るときなども忘れずに使用しましょう。

 

子どもたちへの言葉の使い方について

 

医療福祉施設で子どもに接する際は、言葉使いに十分注意しましょう。発達障害の子どもや病気やケガで入院をしている子どもは、家族と離れ心が不安になっていますきつい言葉使いだと子どもにとっては恐怖と感じる場合もありタッチケアが本来の効果を発揮できない可能性もあります。セラピストや医療従事者は子どもの反応を見ながら、優しく、年齢に合わせて理解しやすい話し方を心がけましょう。またX線やCTといった専門用語は小さな子どもには理解するのが難しいですよね。意味がわからないことをされるのはとても不安になります。たとえはX線をとる場合は「X線とるよ」ではなく「カメラで体の中の写真をとりますよ」とわかりやすく説明をし安心させてください。このように自分がクライアントの立場になり仕事をすることが最も大切な点です。

 

医療が必要なの子どもたちへのタッチケアやアプローチは、下記の講座にて習得することができます。
小児タッチセラピーⅠ 大阪2017.4.15~16
小児タッチセラピーⅡ 大阪2017.4.22~23
小児タッチセラピーⅠ 横浜2017.6.1~2
小児タッチセラピーⅡ 横浜2017.6.3~4
小児タッチセラピーⅠ 沖縄2017.5.20~21

自閉症タッチセラピーやNICU、キッズインコンタクト、ベビーマッサージ、トラウマ、ホスピスの講座開講スケジュールはコチラ⇒http://liddlekidz.jp/application

国際リドルキッズ協会認定では、ティナ・アレン先生よりタッチケアについて学ぶことができます。
講座では、講義に加えタッチの手法も伝授いたします。
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定員に限りがございますのでお早めにお申し込みください!

2017年来日講座スケジュールはコチラ⇒http://liddlekidz.jp/application

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