セラピストが知っておきたい子供の成長と発達について

小児タッチセラピー

知っておきたい小児の成長と発達について

子供の心身の発達は驚くほどの早さで日々成長しています。発育時期はとても重要で、同時に複雑な過程であることも知っておかないといけません。先天性障害を持つ子供だけでなく、健康な子供も病気をしたり怪我により成長が困難になることがあります。また、大人と子供では大きく異なる体の仕組みも存在します。健康を維持しながら子供が成長、発達するためには小児の専門知識を持った人による技術やサポートが必要です。そこでタッチケアセラピストがぜひ知っておきたい小児の成長と発達についてご紹介したいと思います。少しでも健康な体を作るために専門家のサポートがあることで、家族も子供本人も安心しストレスの少ない生活や病気治療に専念できるのではないでしょうか。

子供の皮膚の特徴

子供は昼寝をしただけで全身汗だくになることってありますよね。これは子供の体表面積に占める汗腺の数が多いためです。発育段階は体内の代謝が活発になっています。また子供の皮膚はとても柔軟で傷つきやすくとてもデリケートです。しかし感覚受容器は中枢神経系に全てつながっていない為、極度な圧力、熱、寒さを体感できない場合もあります。また子供の皮膚は大人よりも触覚受容器の数が多いことが特徴です。そのためタッチセラピーのメリットを受けやすくプラスの刺激となるのです。特に注意したいのは乳幼児の皮膚です。新陳代謝が活発なため大人よりも脱水症状を起こしやすい特徴があるので、水分補給のこまめな接収を必要とします。さらに思春期になっても発汗機能は大人と比較してもまだ未熟です。皮膚の成長と発達は時間をかけてゆっくり完成されていきます。皮膚は体のなかでも大きな器官であり、体内の水分を吸収して放熱したり、体温を調節するための大切な役割を担っています

体重と血液の容量について

子供の体重は薬の服用量を知るために計測が必要になります。またアロマオイルなどのオイル系物質は体に吸収され、それぞれの影響を受けやすいという特徴があります。子供は大人と同様に一人ひとりが異なる性格や身体的な違い、心理的欲求などがあります。タッチケアのセラピストが子供本人と家族に接する際には、それぞれの年齢層に合わせ体の機能や発育段階を理解しておくことが大切ですね。

子供の骨の特徴について

子供と大人の骨を比較すると、まず大きな違いが軟部組織です。骨膜は弾力性があり厚みがあるため大人よりも多くの血液を運んでいます。また腱とじん帯は大人よりも柔軟なため、関節を動かす範囲が広い点も特徴の一つです。筋肉は大人のように硬直していない為、密度が少なくて引き締まっていません

大人との具体的な骨の違いについては、まず骨の数が子供は330に対して大人は206です。骨の成長率は子供のほうが早く大人はゆっくりしたスピードがあります。骨の強さは子供の場合は骨密度が低いため、骨折をしやすいのです。それに対して大人の骨密度は高いので破砕しにくい特徴があります。骨格の発育は子供は生まれた時から軟骨の部分があるのに対して、大人は全てが骨化しているなどの様々な特徴があげられます。骨の成長と発育は身体的にとても重要なことです。しかし何等かの障害を持っている子どもや長期間普通に歩けない健康状況がある場合は、体重負荷が充分でない為長骨が正常に発達できない可能性もあります。また骨は皮膚と同様に新陳代謝を繰り返していますが、子供は大人よりもこのサイクルが活発でカルシウムやたんぱく質の摂取は発育には欠かせない栄養素です。薬物療法を行う子供達は骨の発育に必要な栄養素が破壊され、新陳代謝のサイクルも不安定になってしまいます

そこで子供の骨の扱いでまず注意したいのが負担をかけず痛めないようする事です。関節を曲げる時は必ず手を添えることです。そして骨や関節をねじらないように注意し、慌てて動かさないようにゆっくりしたスピードで均等の圧力をかけましょう。これらのことをより詳しく学ぶことによって、子供達やご家族の心身のより力強いサポートができるようになります。

神経の成長過程について

子供の神経の成長は年齢ごとにある程度の発達の予測ができます。神経は体温や生理的機能の基本的な調整、そして心拍数を安定させる役割をもち、行動や体の動きを調整する働きがあります。また外部から受ける感覚、(内耳、聴覚、視覚、筋肉、骨、腱、内臓)の調整を行い認識する大切な役目があります。また神経の発達ともに社会的な交流を促し、外部や内部の環境変化にも柔軟に対応ができるようになります。しかし発達障害があると神経にも異常が起こり、姿勢が正常でなくなる、刺激に対しての反応に異常がでるでしょうまた解剖生理学的に正常と判断できない点や筋肉の拘縮などの症状がおこります。筋肉が拘縮すると、皮膚や筋肉などの関節周辺の軟部組織が伸縮性を無くしてしまうため、関節の動きが鈍くなってしまいます

同じ発達障害を持った子供でも、生活習慣や取り囲む環境によってセラピストの柔軟な対応が必要になりますね。

今、医療現場では、タッチケアの重要性をさらに生かして家族と接することが求められています。

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講座名 場所 2019年 開催日
小児タッチセラピー 横浜 10/12~13
小児タッチセラピー 横浜 10/14~15
ベビーマッサージ 横浜 10/18~20
小児タッチセラピー 長崎 10/27~28
自閉症タッチセラピーⅠ 長崎 11/1~2
自閉症タッチセラピーⅡ 長崎 11/3~4
NICUタッチセラピー 大阪 11/12~13
小児タッチセラピー 大阪 11/16~17
小児タッチセラピー 大阪 11/18~19
トラウマタッチセラピー 大阪 11/23~24
自閉症タッチセラピーⅠ 東京 1/11~12
自閉症タッチセラピーⅡ 東京 1/13~14
緩和ケアタッチセラピー 東京 1/18~19
キッズインコンタクト 東京 1/25~26
自閉症タッチセラピーⅠ 沖縄 2/2~3
キッズインコンタクト 沖縄 2/8~9

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