小児タッチセラピー

知っておきたい7つの感覚とは?

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こんにちは、国際リドルキッズ協会の阿部です^^

私たちの体に備わっている7つの感覚を知っていますか?タッチケアをするうえで知っておきたいのが私たちの体に備わっている7つの感覚です。体が受ける刺激や感覚により脳と連結して機能しています。今回は、7つの感覚と特徴についてご紹介します。

 

固有感覚 

固有感覚は無意識に自分の体がほかのものや環境に対してどこにあるか認識する感覚で、タッチと統合する際に大切な情報を発信しています。固有感覚は触覚と平衡感覚の二つとの結びつきがあり、例えばペンを持って文字を書く際に、手を腕の位置を認識しながらペンへ圧を集中させる仕組みになっています。固有感覚が正常に機能しないと感受性が低下し、普通の人よりも感覚を得るためにさらに多くの刺激が必要となってしまいます。前後に倒れる場合や頭を打ち付けてしまうようなことにもなりかねません。固有感覚障害は過敏性の場合、情報の解釈が正しく行われないので重いものが持ち上げれない、ジャンプができないなどの場合もあります。

 

平衡感覚 

平衡感覚は、バランスをとるための働きで、重力との関係が密接にかかわっています。視覚的な刺激を見分けて認識することや、私たちは平衡感覚の情報によりスピードに関する動きも識別することができるのです。平衡感覚の機能不全になると内耳からの感覚を脳内で処理できず、バランスが悪くなるなどの症状が起こります。筋肉の緊張の不安定など身体のコーディネーションが正常に働かなくなることもあります。動くものに対して焦点が合わせられない、また不器用、子どもの場合は低感受性、過敏性などの恐れもあります。平衡感覚を養うためには動きが活発なゲームをするなど、刺激の提供を行うことが大切です。

 

触覚 

皮膚に触れるタッチは、私たちの身体が刺激として受けるものですが、この触覚は受容体により刺激をうけ、振動、動き、温度、痛みなどの間隔を感じ取ることができます。触覚により私達は視覚処理や運動計画、認知学習などの対応能力をサポートしているのです。この触覚ですが大きく分けると2つの要素があります。一つは保護システムと呼ばれるもので、危険を察知した際に神経系に警報を出すものです。もう一つが識別システムと呼ばれる働きです。これはさらに高度な要素で何が触っているか、どこを触っているかなど具体的な情報を識別しています。この働きが機能しないと低反応になり、骨折をしても気づかないなどということもあるのです。

 

臭覚 

普段当たり前に生活していると気が付かない臭覚ですが、匂いを感知する働きで私たちは鼻腔を通じ色々な香りや匂いなどを検知しています。子どものなかには感覚が敏感で、常に匂いが気になることや特定の強い匂いを嫌う子どもなどもいます。過敏性の場合は刺激臭のような臭いでなくても、特定の香りに反応して嫌悪する場合、ある食べ物だけを避けるなどの行為もあります。低感受性の場合は、強い刺激がないと匂いとして検知できない為、非常に独特な強い匂いを求めたり、ほかの人の個人領域まで侵害してしまう恐れもあります。このような匂いに対して正常な反応ができない場合は、マッサージセッションでも無香料タイプのオイルを使うなど工夫が必要です

 

視覚 

視覚は大きく分けて4つあります。一つは固定といわれる要素で、安定したものに対し視線を固定する能力です。もう一つは追跡と呼ばれる動くものを追う能力です。そして他の物に邪魔をされずに一つの物体だけに焦点を集める能力と最後が両眼視とよばれる両目で二つの画像を一つにまとめる能力があります。視覚が正常に機能しないと両眼視の喪失、視覚認識が正しくできない、体のオリエンテーションが不安定になる、焦点を合わせられないなどの問題が生じてしまいます。過敏性の場合は明るい光に過剰に反応し、低感受性の場合は視覚的な合図を見逃すなどの事があります。

 

聴覚 

私たちの聴覚は音を聴き、聴こえたものを脳で処理するという仕組みになっています。「きく」ということは物理的に音を検出するだけでなく、音の情報を統合して取り入れる働きです。平衡感覚と聴覚は密接な関係があり、強い平衡感覚への刺激を受けると聴覚処理がアップすることがあります。低感受性の場合は逆に騒音など普通の人が不快に感じる音に関心をむけ、声のトーンなどに固執することがあります。聴覚を鍛えるにはテレビの音を下げる、また気が散るような音を傍に置かないなどの配慮が必要ですね。セッションでは音楽を使い、会話と同音量で演奏する事なども行っています。

 

味覚 

味覚は私たちが生まれて最初に周囲を探索する方法として使う感覚で、口を使いものに関しての情報を与えてくれるものです。成長するにつれ、口の刺激で周囲を理解することが減ってきますが、唇や口腔、舌などが受ける刺激はあらゆる情報提供になっているのです。味覚が正しく機能しないと歯ぎしりが目立つなど、気持ちを落ち着かせるための独特な行為が行われます。味覚感覚を安定させるためには、あごのマッサージや顔の両側に圧を加えるなど刺激を与えてトレーニングすることが可能です。触覚の刺激を求める場合は口に色々なものを入れる行為がありますよね。このように体の感覚は孤立した機能がありながらも、体のバランスを整えるため、どこかしらで繋がっているのです。

 

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小児タッチセラピーⅡ 大阪2017.4.22~23
小児タッチセラピーⅠ 横浜2017.6.1~2
小児タッチセラピーⅡ 横浜2017.6.3~4
小児タッチセラピーⅠ 沖縄2017.5.20~21

自閉症タッチセラピー 大阪or京都2017.5.3~4
自閉症タッチセラピー 横浜2017.5.29~30
自閉症タッチセラピー 静岡2017.6.17~18

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