タッチの重要性について

小児タッチセラピー

こんにちは、国際リドルキッズ協会の阿部です^^

今回は、タッチの重要性についてご紹介しますね。私が最初にタッチ(ふれる)ことの重要性をとても実感しました。子どもたちの成長や変化を目の当たりにする度に、ふれあうことが呼吸をすることと同じように生きるために必要なことだと感じます。肌と肌だけでなく、目と目だったり、想いと想いだったり、ふれあいは様々ですが、様々なふれあいの中から愛情を感じることで自他を大切にする気持ちが育っていくのだと思います。

赤ちゃんや幼児は肌に触れる「タッチ」を欲することはとても自然なことです。子どもが自然に要求するタッチの手を握る、抱きしめる、触れるなどは、愛情確認の行為なのです。マッサージによるリラクゼーション効果以外にも、タッチによるケアがコミュニケーションとしても大切な存在になっています。

 

タッチの刺激について 

大人になると私達は自然と社会的距離といわれる45センチ~60センチを基本に相手との距離をとっています。しかし子どもはまだこの感覚を学んでいない為、タッチされることや物理的な距離感はコミュニケーションとしても意味を持つものなのです。医療関係者の間ではタッチすることは健康面にとても重要な意味を持つと考えられてきました。患者さんのケアをするために、背中をなでるなど普段からのマッサージやスキンケアは大切なのです。触覚刺激は筋肉のハリを保つだけでなく、感情的なサポートや安定につながり、社会的に受け入られる手段の一つでもあります。手術前後で不安になる患者さんの手を握り安心させ、恐怖心を取り除く場合にもよく見られますよね

 

医療機関では特にタッチが必要とされる年齢層や能力のグループに対してタッチケア活動を積極的に取り込む環境があります。乳幼児のようにタッチをしながら言葉遊びをするなど、体の発達にも大きな影響を与えるのです。しかしこのようなタッチケアを行うには十分な知識とトレーニングが必要になります。タッチケアの本当の意味を相手が受け止めるには思いやりのこもった優しいタッチでないといけません。またタッチケアが必要な人は健康状態が悪い方も多いため、適切な方法で安全を重視して行うことも大切です。マッサージだけでなく肌に触れる刺激は心身ともに与えるメリットが多いため、効果を最大限に発揮させるためにも指導者による正しい指導が必要だといえるでしょう

 

大切なタッチの効果とは? 

 

私達の皮膚には圧力、振動、タッチ、痛み、温度などを感じる受容体があります。マッサージをすると刺激によりこれらの受容体が活発になります。すると神経のネットワークにより脳にこの刺激が伝わり、神経伝達物質が生成される仕組みになっています。タッチの受容体は神経系と密接につながっているので、自律神経のバランスにも大変重要といわれています。タッチなどで皮膚に与える刺激は、視床下部の細胞からオキシトシンと呼ばれる神経伝達物質の生成により活動システムが調整されます。そのためタッチをするとリラックス効果が倍増し、心の安定、コミュニケーション力アップ、身体的な痛みの軽減や体の循環を活発にするなどの効果がすぐに実感できるのです

 

タッチが不足するとどうなる? 

食べることは私達が生きていくうえで欠かせないことの一つです。同様にタッチも食べることと同じぐらいの大切な意味があるといわれています場合によっては食べるよりもタッチが必要になることもあり得るのですある研究ではタッチ不足により子どもが死んでしまうリスクがあることが判明しています。タッチが不足すると体の発育に障害が現れ体重が減る、抵抗力が減少する、無気力になる、胎児期に退行するなどの症状が起こります。これらの症状は家庭ではあまり気にしたことはないかもしれませんが、施設や保育所などでは非常に馴染みがあるといわれています。特に病気を患っている時や障害を抱えている子どもの場合は、健康な子供よりもタッチによる触覚刺激は必要性が高くなるのです。

 

感覚統合とはなにか? 

子どもが成長する上で大切なものの一つが「感覚統合」と呼ばれるものです。私達の体は聞く・見る・味わう・匂う・触るという感覚を持ち、この刺激により情報を脳へ送り、脳の中でこの情報を適切に利用することが大切です。感覚統合とは五感から受けた情報を整理する能力の事ですが、子どもが学習し、集中力を高め、抽象的な思考力を向上させるためにも大切なのです。また運動機能や自尊心を育てるためにも感覚統合の機能は欠かせないものの一つです。子どもは自然とこの機能を育てているのですが、場合によってはIQが高くても機能不全の子どもが存在しています。

 

感覚が統合される流れについて 

感覚の機能は乳児期から未就学児の間に4つの段階をふみながら統合されていきます一つ目の段階では触覚・平衡感覚・固有感覚が統合されています。赤ちゃんが抱っこされた時にこれらの感覚が全て刺激されているのです。最初の段階でうまく機能しないと将来的に動作が遅くなり疲労しやすくなるなどの可能性があります。2つ目の段階ではバランス・筋肉・触覚・関節の信号が正しく脳内で統合されていきます。集中力を高めるためにも大切な段階ですね。3つ目の段階では言葉を理解して学ぶ能力が形成されていきます。視覚と聴覚の感覚を統合して子どもの能力向上へとつながります。パズルや積み木で遊べる時期になりますね。4つ目の段階は目と手の感覚で学校に通う準備をはじめ、脳内での感覚インパルスが正しく編成され脳と体の働きのバランスが取れるようになるのです

 

タッチセラピーを受けられないのは発熱、高血圧、骨折、炎症がある、下痢などの症状があるときです。入院治療中の子どもたちへのサポートやケアとして、タッチセラピーは心理的や身体的な面から効果的なメリットを与えていますね。痛みの軽減、不眠症改善、親子関係の改善など、タッチセラピーが与えるメリットは計り知れないほど期待できるものなのです。

 

発達障がい・自閉症スペクトラムなどの医療が必要な子どもたちへのタッチケアやアプローチは、下記の講座にて習得することができます。

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◎2018年講座日程◎

【京都or大阪】

・パワーオブタッチフォーラム in 関西@9月30㈰

・ベビーマッサージ@10月6㈯~8㈷

・小児タッチセラピーⅠ@10月11㈭~12㈮

・小児タッチセラピーⅡ@10月13㈯~14㈰

・自閉症タッチセラピーⅠ@10月18㈭~19㈮

・自閉症タッチセラピーⅡ@10月20㈯~21㈰

【名古屋】

・小児タッチセラピーⅠ@10月27㈯~28㈰

・自閉症タッチセラピーⅠ@11月3㈯~4㈰

【東京or横浜】

・ベビーマッサージ@11月9㈮~11㈰

・小児タッチセラピーⅠ@11月15㈭~16㈮

・小児タッチセラピーⅡ@11月17㈯~18㈰

・自閉症タッチセラピーⅠ@11月22㈭~23㈷

・自閉症タッチセラピーⅡ@11月24㈯~25㈰

・キッズインコンタクト@12月1㈯~2㈰

・緩和ケアor小児がんタッチセラピー@12月8㈯~12月9㈰

 

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国際リドルキッズ協会認定では、ティナ・アレン先生よりタッチケアについて学ぶことができます。
講座では、講義に加えタッチの手法も伝授いたします。
ティナ・アレン先生から直接ご指導いただくことができますのは1~2年に1度です。

定員に限りがございますのでお早めにお申し込みください!

 

2018年来日講座スケジュール&お申し込みはコチラ⇒http://liddlekidz.jp/application

 

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