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フィリピンでのボランティア活動【活動報告9】

2016.02.11更新

セブ市西部にある、地方自治会館を訪問しました。
この地域に暮らす子どもたちとそのご家族が200名ほど集まりました。

少人数のグループをいくつか作り
ティナ先生とボランティアメンバーからタッチの手法や効果を伝えました。

右手の指を思うように動かすことのできないドミニクくんという12歳の男の子に出会いました。
彼は、右手の指を動かそうとすると、指に力が入りすぎ反り返してしまい物を掴むことが上手くできませんでした。
彼は、常に左手を使い、右手を使って物を掴もうとすることをあきらめていました。

そこで、作業療法士のボランティアメンバーから
指を動かすトレーニングの提案がありました。

右手でシールをはがしたり、どこかにシールを張ったり、それをまた繰り返したりしました。
また、右手でハイタッチをしたり、手を握りしめたり開いたりする練習をしました。
彼に好きな折り紙を選んでもらい、折り紙をくしゃくしゃにできるだけ小さく握りしめたり、またその折り紙を開いて広げる練習も行いました。

すぐに思うように指を動かすことはできません。
しかし、あきらめずに繰り返し練習すること、日々の生活の中で意識して右手を使うようにすることが重要なカギとなります。

最後には、彼の右手を使って、一緒に紙飛行機を折りました。
彼は、完成した紙飛行機を見て、右手で一生懸命掴もうとしていました。

ちょっとした成功体験をもとに
「楽しい」「自分にもできるかもしれない」
とドミニクくんが思ってくれたことで
最高の笑顔を見ることができました。

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