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ORIGAMIプロジェクト

2015.12.12更新

去年の春にティナ先生からこのようなご提案がありました。

「日本の病院で病気と闘う子どもたちに同じように病気と闘っているアメリカの子どもたちへ千羽鶴を折ってもらえないかしら・・・」

 

ティナ先生が関わっているボルチモアのメリーランド州立大学血液腫瘍病棟に、小児がん(主に白血病)と闘う子どもたちがいます。

当初は、大学病院関係者で、日本の伝統である千羽鶴を折る予定でした。

 

闘病中の子どもたちが千羽鶴を折ることには、困難もあるかと思いますが、同じように病気に立ち向かう子どもたちが、海を越えて、遠くにいる互いを元気づけられないか・・という想いを持ってティナ先生はご提案くださいました。

 

このプロジェクトの賛同者を募集したところ、いくつかの病院や卒業生さんがご賛同してくださいました。

 

石川県在住の国際リドルキッズ協会卒業生である北村薫子さんは、小児がん経験者と家族の会のくるみカフェの皆さんと、金沢大学附属病院の院内学級のお子さんや親御さんたちと共に、遠く離れたところで共に病気と闘う子どもたちのために千羽鶴を折ってくださいました。

完成した千羽鶴は、ティナ先生が金沢まで受け取りに行き、無事にメリーランド州立大学血液腫瘍病棟の子どもたちのもとに届きました。

この病院で、日本の子どもたちからアメリカの子どもたちへプレゼントが届くことは初めてで、千羽鶴専用のガラスケースが用意され大切に保管されています。

 

2015年11月29日。

私たちは素晴らしい日を迎えました。

千羽鶴のお返しに、メリーランド州立大学血液腫瘍病棟の子どもたちから、プレゼントが届いたのです。

それは4000枚もの短冊でした。子どもたちの手によって1枚1枚に絵を描いたもので、すぐにリングにしてつなげられるようになっていました。

まるでこのリングが日本とアメリカの子どもたちを繋いでいるようですね。

この短冊は、ティナ先生から薫子さんへ、アメリカから日本へ、寄贈されました。

 

そしてまたも素晴らしい出来事がありました。

薫子さんと金沢の皆さんから、今年も2000羽の折り鶴のプレゼントがあったのです。

 

ティナ先生は、まさか今年も千羽鶴を折っていただけるとは思っておらず

このサプライズにとても感動し、「日本は本当に素晴らしい国です。」と涙していました。

その場にいた誰もがこの瞬間に立ち会えたことを誇りに思っていたことでしょう。

 

「病気と闘いながら入院している自分にも、遠く海を越えた場所で同じように病気と闘っている子どもたちのために出来ることがある」ということが、日本とアメリカの子どもたちにとって大きな活力となり、こうして想いが繋がりました。誰一人欠けては成しえなかったことです。

 

親御さんにも同様のことが言えるでしょう。

日々病気と闘っているわが子を目の前にして、無力感を感じてしまう親御さんが少なくありません。

ですが、子どもたちにとって親御さんは世界中どこを探しても代わりはいないのです。

医療処置のみならず、タッチを通じて、親御さんにしかできないことも沢山あるのです。

そして、その子どもたちにしか、親御さんへ「あなたのもとに生まれて幸せだ」と伝えることはできないのです。互いにかけがえのない存在です。

 

アメリカと日本の子どもたちの想いが通じ合ったように、

国際リドルキッズ協会では親御さんと子どもたちの想いを繋ぐ同志を募集しております。

PB290416

子どもたちのために何かしたい、親御さんにもできることを伝えたい、

そのような想いをお持ちの方は是非ご覧ください。

医療ケアが必要な子どもたちの為に、タッチケアの素晴らしさを20年以上世界中の人々にお伝えしているティナ先生から日本でご指導を受けることができます。

詳細はこちら⇒ http://liddlekidz.jp/study/shoni

 

北村薫子さん、くるみカフェ・金沢大学附属病院の院内学級の皆さん、

二年連続で想いのこもった千羽鶴を折ってくださり本当にありがとうございました。

 

この実りあるご縁の輪が、今後も広がっていきますように。